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第一回フォレトス研究所杯所長戦【対戦編①】

前回の記事(紹介編)はこちら

 

今回からフォレトス研究所杯所長戦の対戦の模様をお送りします。

 

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対戦レポ

●9/14 ほえら2-1まくらぎ

①リーグ開幕戦、お互いに一家言あるグドラべトン(闘vs)でミラーマッチ。序盤のほえらのもたつきからまくらぎがペースを握ってサイドレースを優位に進める。最後はプラパを引き当てて要のグドラを落とし、まくらぎの勝ち。
②まくらぎはわるクロラインを整え、れんさしんかで主戦を呼ぶ理想ムーブをするも、絶望的なサイド事故で攻めのチャンスが絶望に変わる。まくらぎはたねをつないで粘るも、R団サンダーを要塞化したほえらがそのまま押し切って勝ち。
③まくらぎは先手必勝のコダックロックを狙うも後攻。ほえらはエリバナゲンガーで、エリカのフシギダネのねむりでコダックを封じる理想展開。ほえらは「ふかいねむり」でバトル場を縛りつつ、「のろい」でダメカンを自在に動かす。互いにポルタ―ゴーストの高打点を警戒しながら眠り・混乱を仕掛け合うが、要所で入れ替え札を引き、ハチマキの踏ん張りも決めたほえらが攻めきった。
 
 

●9/17 あさりのみそしる2-1ぷー

①ぷーは錯乱エンテイファイヤー。べトンはないとみて、炎にメタを貼ったデッキをもってきたあさりのみそしるが読み勝つ。しかし炎vs水の有利対面ながら、手札事故により思わぬ大ブレーキ。おたけびの勢いはタイプ相性をものともせず、ぷーさんが押し切って勝ち。
②あさりのみそしるの裏の裏をかき、ぷーは第二のおたけびデッキ。のはずが・・・まさかのワンキル事故。決めに行ったあさりのみそしるが見事に引き当てて勝ち。
③ あさりのみそしるは満を持しての錯乱グドラ。対するぷーは、またしてもタイプ不利な炎デッキながら、リザードンの高火力と害悪ベイビィでサイドをちぎりとっていく。しかしあさりのみそしるのバリヤードで猛攻がストップ、残り2枚のサイドがとれない。最後はあさりのみそしるがぷーのリソース切れを見切って勝ち。
 
 

●9/18 すどうっど0-2ユミルテミル

ひかライソリティア(真スライ)をもってきたすどうっどに対し、それを読んでエネはがし+ハンデスができるカツリザノズクをもってきたユミルテミル。ミニスカートが決まりすどうっどの優勢かと思いきや、アンノーンEのトラブル(手札がないと引けない)でまさかの大ブレーキ。これが響き、徐々に盤面を良くしたユミルテミルが要のエネエネをはがして勝ち。

②すどうっどはワニカメパニック。カードパワーでの押し切りを狙うも、ユミルテミルはグドラべトンでこれを封殺にかかる。そしてすどうっど側はワニ・カメともにサイド落ちという悲劇。その後ギリギリのところでオーダイルをピックして粘りを見せるも、ユミルテミルが堅実に押し切って勝ち。

 

 

●9/23 すどうっど2-0マコマート

①先攻のすどうっどはビリリダマヨーギラスを並べて好調なすべり出し。後手を引いたマコマートはビリリダマを警戒して落としに行ったものの、返しにわるいサナギラスに40点を出されて一気に劣勢に。マコマートは頼みの綱のピクシーで巻き返しを図るが、すどうっどがわるクロで打点を調整しつつ突破し、そのまま押し切り勝ち。
②すどうっどは頭痛錯乱ブイズ。初手ずつうからロックを続け、育ったわるいゴルダックでマコマートのウインディを狩っていく一方的な展開。さらにダメ押しで貼った錯乱ジムが反撃の芽を摘み、すどうっどの勝ち。
 
 

●9/24 ユミルテミル2-1まくらぎ

①先攻を引いたまくらぎは、スライでワンキルチャンス。しかしドロソはおろかエネさえ引けず、ピカチュウが棒立ちに。カツリザノズクをもってきたユミルテミルも、ホーホーしか並ばずに苦労する展開。まくらぎがその後数ターンドロソもエネも引けないうちに、ユミルテミルはカツラのリザードンを立て、ピカチュウを次々に落としていく。まくらぎはやさしいサンダースで凌ぎつつチャンスを待ち、LOまで見えてくるものの、ユミルテミルは「みやぶる」でダメ押しをしつつ確実に詰めていって勝ちきる。

②まくらぎはスライ読みで闘グドラべトン。対するユミルテミルはリザクロでべトンがつらい。しかしまくらぎはまたしてもはかせが引けず、グドラが立たないままべトンが落とされる。このままユミルテミル勝勢に思われたが、ようやく立ったグドラが突風とプラパでリザードを倒し、一転まくらぎペースに。途中、ベイビィ判定に4ターンほど足止めされて怪しくなったが、反撃もしっかり受けきってサイドを取り切り、まくらぎの勝ち。

③ユミルテミルはまさかの1戦目と同じデッキ。逆指名やカツラをいいタイミングで引き、まくらぎの育ちきらないヘルガーを落として優位な展開に。まくらぎはまたしてもオーキドを一度も引けず、逆指名を引けば逆転するチャンスを逃して以降はジリ貧となり、そのままユミルテミルの勝ち。 

 

 

●9/25 ぷー2-1ほえら

①ほえらのドンファンデッキに対し、ぷーはわるマタという好対面。しかしぷーはドロソが整わず、序盤に逆指名や突風を大量に切ってしまう。序盤は押されたほえらだったが、エレキッドの大活躍もあり、長期戦に持ち込んで逆転勝ち。
②ほえらはドンファン連投。対するぷーはわるクロデッキでバリヤードがバトル場に。ぷーが上々の序盤展開から、逆指名で呼び出したゴマゾウズバットで攻める。ほえらは返しにいい動きができず、勝負に見込みなしとみて早々に投了。
③ぷーは1戦目のわるマタを再び投入。対するほえらは伝家の宝刀グドラべトン。序盤にべトンを立てたほえらがしばらくペースを握るが、ぷーはタケキュウラインを壁にしつつ首尾よくドガースを並べ、ついに逆指名でべトンを落とす。その後、ぷーが残りサイド1枚まで迫るが、「みんなでばくはつ」を撃つと自分が3体きぜつしてドローになる場面に。待機しても勝ちは薄いとみてドローにもちこみ、今大会初のサドンデスへ。同じデッキ、サイド1枚の状態で再戦することに。
③’先後を決めるコインがすべてだった。先手を取ったぷーが2ターン目に「みんなでばくはつ」を撃って勝ち。ほえらが先手ならずつうロックからの勝ち筋があった。
 
 

●9/26 マコマート2-0あさりのみそしる

①殴り合い上等!と人生あまくんのカツウィン単をもってきたあさりのみそしる。それに対し、マコマートさんは得意のキュウコンマイン。HP90圏まで見た構築で、カツウィンを早々と落としたマコマートが機先を制し、そのまま勝ち。

②あさりのみそしるはわるいレアコイル入りグドラ。序盤から積極的に動き、マコマートのデルビルをヤミカラスで倒していく。しかしマコマートがピクシーで見事にリターンを決めていく。あさりのみそしるはグドララインがなかなか立たない中、わるいレアコイルに望みを託すも、想定より早く落とされ万事休す。完成したヘルガーを止める札がなく、マコマートがそのままヘルガーを無双させて勝ち。 

 
 

●9/27 ほえら2-1ユミルテミル

①ほえらはスライまで想定したグドラべトン。対するユミルテミルは受けに特化したあさりUDON。ユミルテミルはべトンでアンノーンや壁ポケモンが使えない中、ベトベトンをしつこくバトル場に呼び、ハガネールの「じひびき」で逃げロックをかける。とはいえこのままではジリ貧かと思いきや、突如ヤミカラスが登場。ほえらはすでに逃げロックで入れ替え札を枯らされており、なすすべなく投了。

②後がないほえらは、ここでカツリザノズクを意識した対ユミルテミルデッキを投入。ユミルテミルはわるクロピクシーヘルガーで、ベイビィをわるクロで落としたり、バクフーンをピクシーで脅かしたりとペースをつかみかける。しかし、ほえらのぴったりのディフェンダーやコイン運が風向きを変え、ユミルテミルの育ちきったヘルガーも落としてそのまま押し切り勝ち。

③ユミルテミルは再びあさりUDON。ほえらは悩んだ挙句、前日のSMB9月予選で優勝したドンファンデッキを選択。ユミルテミルは序盤、べトン型ドンファンも想定して、形を決めずに様子見。エレキッド型とわかってからはヤミカラスロックをあきらめ、LO狙いにシフト。以降は逆指名をリサイクルやエイパムで使いまわしたいほえらと、事故を誘ってLOさせたいユミルテミルの技の掛け合いに。最後までユミルテミルの策にはまらず、再び逆指名を手にしたほえらがサイドを取り切って勝ち。 

 
 

対戦表(2周終了時点)

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2周終了時点での概況

2周終了時点でかなりたくさんのデッキが出ました。相手に合わせてデッキコンセプトから考えるプレイヤーも多く、対戦レポには書ききれないほどの対策が練られていました。

対戦後の感想戦では、その対策内容や想定したプレイスタイルなどを公開して検討され、次周以降の対策やデッキ選択が一層難しくなっていきました。さてさて、3周目以降はどんな展開になるのでしょうか?

現状はほえらさんとユミルテミルさんが2勝を挙げてややリード。おや、少し出遅れているプレイヤーもいるようですね・・・?

 

 

<対戦編②につづく>

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