紹介編はこちら。
対戦編①はこちら。
引き続き、フォレトス研究所杯所長戦の対戦の模様をお送りします。
前回は、単独3勝を狙うユミルテミルさんをほえらさんが倒して、両者が2勝のトップタイ。今回はどんな展開を見せるのでしょうか・・・?
対戦レポ
●10/2 すどうっど2-1まくらぎ
①まくらぎのスライに対し、すどうっどはわるいバンギラスで完全に読み勝ち。先手を引けなかったまくらぎはじゅうでんをあきらめ、ブビィで打点調整。わるいバンギラスに序盤のリソースが集中していたため、R団のストライク+エネエネでわるいバンギラスを倒せば逆転できるが、R団のストライクがサイド落ちで万事休す。以降はわるいバンギラスが無双し、すどうっどの勝ち。
②すどうっどはファンクラブポリゴンを育てるも、ドロソが引けずに停滞。まくらぎは得意デッキを順調に展開し、わるいヘルガーで一方的にサイドを取り切って勝ち。
③お互いにデッキ選択に悩んだ末、まくらぎはほえらドンファン、すどうっどはまくらぎガンメタエリウツという最悪の対面。先手をとったまくらぎがドンファンを最短で育て、エリカのウツドンを落とそうとするも逆指名がサイド落ち。すどうっどはエネが貼れないターンがありながらも、理想的な場の展開。まくらぎはエネルギーリムーブもサイド落ちでターンを稼げず、エリウツで呼び出されたドンファンが「ねむけどく」で立ち往生し勝負あり。一方的な展開ですどうっどの勝ち。
●10/3 マコマート2-0ぷー
①マコマート得意のピクシーヘルガーを読み、対策デッキとしてわるクロをもってきたぷー。しかし、わるクロラインをうまく展開できずにもたついてしまう。一方のマコマートはデッキを読まれた上に、大事故で5ターンほどドローゴー状態。ぷーがコツコツダメカンを乗せていくも、マコマートもようやく動き出してサイドの取り合いに。盤面を固めてからはマコマート優位になり、サイドレースを制して勝ち。
②マコマートはピクシーヘルガー連投。ぷーは炎デッキは来ないと見て強気のメガバナ。ぷーが順調にメガバナを展開する一方、マコマートはまたも事故気味で、期待のピクシーを立てるも、貼った虹エネが災いして落とされてしまう。徐々にぷーが勝勢になるが、2枚目の突風が出たところでジャッジ案件に。殿堂ポイントが2点オーバーしていることが発覚し、反則でマコマートの勝ち。
●10/9 ぷー2-1ユミルテミル
①ぷーは得意のミニスカエンテイファイヤーで、1ターン目のエンテイでホウオウに4エネがつく絶好のスタート。一方のユミルテミルはホウオウに脅かされながらもコインに助けられて時間を稼ぎ、この展開を見越して仕込んでおいたひかるミュウツーでホウオウを落とす。ぷーは「ドライアップ」でベンチのフリーザ―を牽制してチャンスをうかがうも、最後はユミルテミルがひかるライチュウにミラクルエネルギーを貼り、サイドを取りきって勝ち。
②両者ともに同じデッキを選択。ユミルテミルはビリリダマ1体の厳しいスタート。ぷーはミニスカートからのエンテイでファイヤーに3エネがつく理想ムーブ。ユミルテミルはでんきショックで粘ろうとするも失敗し、ぷーがエネを引いて勝ち。なおこの後の感想戦で、このデッキの殿堂がミニスカート×4と明かされ研究所を震撼させた。
③ぷーはふれあい動物園withお父さんデッキ。ユミルテミルはまさかまさかの3戦連続同一デッキ。しかしまたも事故気味で、ぷーはその隙にカツラでエネ加速しながら場を整えていく。ユミルテミルのフリーザ―が次に立たないとみて、逆指名で積極的にフリーザーを狙っていくぷー。これが奏功し、ユミルテミルは防戦一方の展開に。そのままリザードンの火力で焼き切ってぷーの勝ち。単独3勝を目指したユミルテミルが手痛い黒星。
●10/10 すどうっど2-1あさりのみそしる
①先攻をとったあさりのみそしるがデッキを回しまくってズバットを展開し、コダックのずつうを決める。次もずつう。その次もずつう。すどうっどはエネもポケモンも引けず、あさりのみそしるがわるクロラインでダメカンを重ねてそのまま勝ち。
②あさりのみそしるのスライに対し、すどうっどはあさりガンメタエリウツ。あさりのみそしるは
ピカチュウでじゅうでんを使えなかったものの、首尾よくエネのついたエリウツラインを落とし、中盤のペースを握る。しかし、途中で立てたひかる
カブトプスが弱点を突かれて落ち、五分の勝負に。終盤は
ライチュウが2体育ち、あさりのみそしるの勝ちは堅いかに思われたが、
ヤミカラスロックが決まってすどうっどの勝ち。
③すどうっどは2戦目と同じデッキで、想定していたわるラフを迎え撃つ。順調にエリウツラインを立てたすどうっどが、ピクシーの影をちらつかせながらリードする展開。一方のあさりのみそしるはわるラフを立てるものの、エネを大量に切ってしまったことでわるラフを拠点にされてしまう。すどうっどがそのままベンチだけ攻撃し、山切れさせて勝ち。
●10/14 ほえら2-0マコマート
①先手をとったほえらが、2ターン目にやさしいプクリンの「しんかのうた」でわるラフを立てる理想展開。対するマコマートはトレーナーロックを解くすべに乏しく、キョウのベトベターに頼るもコインは裏。そのままほえらが押し切って勝ち。
②マコマートはキュウコンマイン。対するほえらはてぃらさんのわるクロストライクで相性不利かと思われたが、先手をとったのが幸いする。マコマートはロコンを2体並べられず、ほえらが1体ずつ倒していく展開。マコマートはなんとかストライクを落として場を枯らすも、ほえらの驚異的な引きで返され、キュウコンが立たないままたね切れ。ほえらの勝ち。
●10/15 あさりのみそしる2-0まくらぎ
①あさりのみそしるはベロリンガスタートで事故気味。まくらぎは展開自体はスムーズにいくが、まひと化石でかなりのターンを稼がれ、悪エネが4枚ついたブラッキーもまひと回収で凌がれサイドを取り切れない。最後は2回目のくすぐりを決めたあさりのみそしるがLO勝ち。
②先攻を引いたあさりのみそしるがスライの理想的な1、2ターン目をつくる。まくらぎはメガバナだが、毎ターンチコリータを狩られる苦しい展開。やっとの思いでフシギバナを立ててポケセンで守り、ついにメガニウムを立てて反撃の狼煙をあげる。しかし残りサイドはすでに1。あさりのみそしるがデッキに眠るプラパをすべて集め、100点を出してフシギバナを沈めて勝ち。
●10/16 ぷー2-1すどうっど
①先攻ぷー、バトル場にチョンチー、ベンチにズバットを展開し攻撃。すどうっどはビリリダマ、ゴース、ヨーギラスを展開。次ターン、ぷーはやさしいランターンを立てサイドをとる。返しにバンギラスがエネエネ込みで稼働開始。なぎたおすのコインは不調気味だったが、試行回数を稼ぎ、やさしいランターンを含む3体を同時に落とす。ぷーもやさしいランターンの「あかりをてらす」込みで3回リムーブを使うが、すどうっどはエネエネをさらに2回使って立直す。ギリギリの攻防の末、最後のやさしいランターンを落としたすどうっどの勝利。
②お互いにエンテイファイヤー。オーキド2枚でぶん回すぷーに対して、スリープ、ファンポリ、エリカのミニリュウですどうっどが時間を稼ぐ展開。後から出てきたホウオウのベンチ狙撃でサイドを3,4枚取っていくぷー。すどうっどは拡張カビゴンとファイヤーで山を削るも、いやしの野原とポケモン回収が引けずにダメージが蓄積し、ぷーの勝利。
やめて!ミニスカートを使われた上で、エンテイの特殊能力でエネ加速したホウオウにイワークを焼き払われたら、闇のゲームでポケモンと繋がってるすどうっどの精神まで燃え尽きちゃう! お願い、死なないですどうっど!あんたが今ここで倒れたら、マコマートさんやまくらぎくんとの約束はどうなっちゃうの? サイドはまだ残ってる。ここを耐えれば、ぷーさんに勝てるんだから! 次回、「すどうっど死す」。デュエルスタンバイ!
●10/22 ユミルテミル2-0あさりのみそしる
①先攻ユミルテミル。バトル場ワンリキー(第一弾)、ベンチにひかるギャラドスを展開し、ひかるギャラドスに格闘エネルギーを貼ってエンド。あさりのみそしるはバトル場のR団のサンダーにエネルギーを貼りプラズマするも追加効果なし。次ターンもユミルテミルはひかるギャラドスにエネを貼ってターンパス。対してあさりのみそしるはライコウ(neo3)をベンチに出して雷エネルギーを貼り、「いなびかり」でひかるギャラドスを呼び出しダメージを与えていく。完成したR団のサンダーでやさしいゴーリキーやバリヤード(ジャングル)を倒していくあさりのみそしるだったが、ユミルテミルはヤドラン(化石)でひかるギャラドスのダメカンを調整しながら「げきりん」でダメージを与えていく。中盤、アンノーンWANTを揃えたあさりのみそしるがトレーナーカードを使いまわしていく展開になり、勝負は見えたかに思われたが、ここで痛恨の悪手。R団のサンダーの「プラズマ」→「エレクトロバーン」でひかるギャラドスをきぜつに持っていけばよかったところを、先に「エレクトロバーン」を宣言し、「げきりん」で返り討ちにされてしまったことから形勢が逆転。闘弱点のライコウだけでは不安とみてR団のサンダーをサルベージするも、その過程で夜の廃品回収やポケモン回収を切る羽目になり、終盤に登場するヤミカラスに怯えることになる。2枚目の抵抗力低下ジムを貼ったユミルテミルがR団のサンダーを2パンで倒し勝負あり。最後はあさりのみそしるの山札が1枚の時にアンノーンTをきぜつさせられ、山の回復ができずに投了。
②ユミルテミル先攻。バトル場にタッツー(neo1)とベトベター(化石)。ポケモン交換おじさんからゴース(拡張シート)を出して先1「こわがらせる」。あさりのみそしるの場はエリカのマダツボミ(へなへなタックル)のみ。ドローゴー。ベンチにポケモンが展開できない。
みなさん、いよいよお別れです!
トレーナーをロックするユミルテミル連合は大ピンチ!しかも!先行ワンキル悪エネプラパプラパへなへなタックルありがとうございました形態へ姿を変えたエリカの
マダツボミが、ゴースに襲い掛かるではありませんか!
果たして!全宇宙の運命やいかに!
●10/25 マコマート2-0まくらぎ
①まくらぎが先攻をとるも、ドロソもエネもなく、1ターンパスからウツギを使う苦しい展開。一方のマコマートはわるいオニドリルとわるクロラインを順調に並べ、逆指名をからめてテンポよくサイドを取っていく。まくらぎはキングドラ単騎で戦うも、マコマートが90点を出してキングドラを落として勝ち。
②またも先攻をとったまくらぎが、コダックロックをしかけようとするもエネが引けず。お互いにポルタ―ゴーストで牽制しあう中、マコマートが超抵抗をもつブラッキーを育てていく。まくらぎはエネルギーリムーブで悪エネをはがしていくも、ゴースが「エナジーへんかん」で悪エネを回収するなどしてブラッキーが止まらない。まくらぎはわるいゴルダックを育て、逆指名やワープポイントでサイドを取り切るプランを立てるも、マコマートが要所でディフェンダーを決めて手数を稼ぎ、一手差でサイドを取り切って勝ち。
対戦表(最終ラウンド前まで)
概況・今後の上位争いの可能性
おや、まだ1勝もしていない人がいますね??
最下位争いもないままフィニッシュは悲しすぎますね・・・
それはさておき、非常にアツい展開になってきました。
現在3勝がトップで並んでいますが、ほえらさんだけあと2戦を残しています。よって2戦とも勝つことで、単独5勝の自力優勝がありえます。他の3勝勢はあと1戦で4勝目を競いつつ、ほえらさんの負けを祈ることになります。
規定上、リーグ戦終了時に勝ち数が並んだ場合は、勝ち点が多い順に優遇した決勝トーナメントを組むことになります。以下、今後の勝敗による展開の分岐を示します。
A.ほえらさんが2戦2勝→ほえらさんの優勝
B.ほえらさんがvsあさりのみそしるに勝ち、vsすどうっどに負け
→ほえらさんとすどうっどさんが4勝で決勝トーナメントに進出
C.ほえらさんがvsあさりのみそしるに負け、vsすどうっどに勝ち
→ ほえらさんが4勝で決勝トーナメントに進出
D.ほえらさんがvsあさりのみそしるに負け、vsすどうっどに負け
→すどうっどさんが4勝で決勝トーナメントに進出
B、C、Dの場合:
●ユミルテミルvsマコマートの勝者が4勝となり決勝トーナメント進出
●ぷーさんがまくらぎに勝てば4勝となり決勝トーナメント進出
……ということで、まとめると、
ほえらさんが2戦2勝しない限り決勝トーナメント開催決定
しかも顔ぶれが現時点でまったく不確定というのが面白いですね。決勝トーナメントをやる場合も、進出者が2~4名と幅があります。
今後の戦いは1戦も見逃せない戦いになりそうです。そして、すでに優勝の可能性のない、あさりのみそしるさんとまくらぎがどんな働きを見せるかにも期待してほしいところ。次回、いよいよ対戦編最終回です!
<対戦編③につづく>