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第一回フォレトス研究所杯所長戦【対戦編③】

紹介編はこちら

対戦編①はこちら

対戦編②はこちら

 

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引き続き、フォレトス研究所杯所長戦の対戦の模様をお送りします。対戦はいよいよ大詰め!前回までの対戦表はこちら。

 

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ここまでの展開

●現在3勝がトップで並んでいますが、ほえらさんだけあと2戦を残しています。よって2戦とも勝つことで、単独5勝の自力優勝がありえます。他の3勝勢はあと1戦で4勝目を狙いつつ、ほえらさんの負けを祈ることになります。

●もし勝ち数が並んだ場合は、個々の対戦で勝った数(勝ち点)が多い順に優遇した決勝トーナメントを組むことになります。詳しくは前回記事を参照。

 

 

 

 

 

 

対戦レポ

●10/31 ほえらvsあさりのみそしる

残りを全勝してそのまま優勝を決めたいほえらさんの前に立ちはだかるのは、ねじり合いのプレイングに定評のあるあさりのみそしるさん。互いにじっくり組み合う名勝負の予感・・・ 

 

①互いに順調な立ち上がりで、あさりのみそしるはやさしいマリルリ、ほえらはウィンディを立てる。しかしほえら側はそこから完全にストップ。いいきずぐすりやディフェンダー、エネエネをフル動員し、起死回生の「とっしん」でやさしいマリルリを倒すも、このターンに限って存在を忘れていたドーブルに返されてしまう。そのまま押し切り、あさりのみそしるの勝ち。途中、あさりのみそしる側に、交換おじさんで山に帰るフォレトスの姿が見られた。
 
②あさりのみそしるがやさしいモルフォンやわるいゲンガーを展開する一方、ほえらはゆっくりとわるいラフレシアラインとイノムーを育てていく。ほえらはイノムーの「こおりつかせる」からのヤミカラス&わるいラフレシアでの完全ロックを狙うも、こおりつかせるが無念の6裏。しかしながら、序盤の展開のために山を掘りすぎたあさりのみそしるは、デッキ3枚サイドカード5枚の状態に。その状態でほえらが3ターンわるいラフレシアを維持してLO勝ち。
 
③両者後のない3戦目。先攻をとったあさりのみそしるは、ロケット団ニャースで渾身の「だいぎゃくてん?」。結果はニャースはきぜつ、相手に10点ダメージという波乱の幕開け。その後、ほえらがゴースの「こわがらせる」、あさりのみそしるはピクシーの「ゆびをふる」で返し、互いに3ターンスキップ。わるいゲンガーの前でゆびをふりたいあさりのみそしるとふらせたくないほえら。エリカの親切でわるマタを維持したいあさりのみそしるとゲンガーの「のろい」で落としたいほえら。激しい駆け引きとねむりのかけ合いの末、それでものろいで順調にサイドカードをとって詰み盤面を作ったほえらの勝ち。
(文=ほえら
 
 
初戦をあさりのみそしるさんが取り、ほえらさんの勢いを止めるかに思われましたが、壮絶なねじり合いを2戦ともほえらさんが制し、2-1の逆転でトップの4勝目をマーク。あと1戦を残し、5勝の単独優勝に王手となりました。
 
 
 

●11/8 ぷーvsまくらぎ

決勝トーナメント進出の望みをかけ、最終戦で4勝目を挙げたいぷー。対するはここまで全敗で最後に一矢報いたいまくらぎ。(勝ちたい、勝ちたい、、、、)
 
①ミニスカエンテイ以外を読んで鋼ラッキーをもってきたまくらぎに対し、ぷーは先攻エンテイで加速したファイヤーが2ターン目から殴り始める好展開。まくらぎはパソコン大暴走などで手札を増やすも、2度ミニスカートを打たれて動きが止まり、ラッキーやキョウのベトベトンで粘る展開に。まくらぎはホウオウにコインを投げさせて時間を稼ぎ、ぷーの山は減っていくが、場にはエネルギーが山のようにたまっていく。最後はたまりにたまったエネをブーバーが放出し、ラッキーを落としてぷーの勝ち。途中、まくらぎ側に、交換おじさんで山に帰るフォレトスの姿が見られた。
 
②もうエンテイはないと読んで別の鋼ラッキーをもってきたまくらぎに対し、ぷーはまたもエンテイ。先攻ミニスカエンテイを決め、またも2ターン目からファイヤーが殴る展開。まくらぎはドロソを引くまでベロリンガやピッピ人形、ラッキーまでも壁にして凌ぐ苦しい展開。ぷーはまひに足止めされるも、十数回のねむりに対しては驚異の寝覚めのよさを発揮し、順調に壁を落としていく。一方のまくらぎはミニスカを要所で3回決められ、ほしいカードにタッチできないままサイドを削られる。最後はくすぐりの恐怖が目前に迫りながらも、眠り続けるラッキーを落としてぷーの勝ち。
 
 
主催者まくらぎ、まさかの全敗フィニッシュ・・・
ぷーさんが2-0で4勝目を挙げ、リーグ序盤の黒星先行から巻き返して決勝トーナメント圏内まで到達。ちなみに、ぷーさんはこの日3戦ともミニスカエンテイを使用予定だったそうで、まくらぎは3戦とも鋼ラッキーを使用予定でした。大暴走軸にミニスカ複数回撃たれたらキツすぎますね・・・。
 
 
 

●11/8 ユミルテミルvsマコマート

こちらは3勝同士、4勝目をかけた最終戦。勝ったほうが決勝トーナメントに望みをつなぎます。関西の高槻大会でも覇を争う対面ですが、ここでは果たして・・・?
 
①ユミルテミル先攻、ロケット団のおねーさんとマチスイーブイでマコマートの手札からトレーナーカードが枯れる。マコマートはトップドローの交換おじさんからピチューを持ってきて延命を試みるも、マチスのサンダースに押しきられ何もできずにユミルテミルの勝ち。
 
②ユミルテミルのヨルノズクハンデスと、カツラのヒトカゲとリムーブのエネ剥がしで、マコマートのわるいオニドリルが攻撃に移れないままカツラのリザードンが完成。マコマートはサイド3枚取られたところで、ズバットによる毒とわるいオニドリルで一矢報いるも、ユミルテミルの「みやぶる」のコインが上振れて理想の展開はさせてもらえない。2体目のカツラのリザードンがぎゃくしめいでベイビィ回避しながらサイド取りきり、ユミルテミルの勝ち。
(文=ユミルテミル
 
 
ユミルテミルさんが2-0で4勝目を挙げ、決勝トーナメントにもつれること期待します。
ユミルテミルさんはここまで、高精度なメタ読みで有利デッキをぶつけることに成功しており、今回もぴったりの読みと対策でした。
 
 
 

●11/22 ほえらvsすどうっど

いよいよ迎えたリーグ最終戦。ここでの勝敗の分岐は以下の通りです。

a.ほえらさんの勝利
→ほえらさんが単独5勝で優勝

b.すどうっどさんの勝利
→ほえらさん、すどうっどさん、ぷーさん、ユミルテミルさんが4勝でトップタイとなり、決勝トーナメント開催

終戦にふさわしい大一番。果たして勝負の行方は・・・?

 

 

①ほえらは誰も予想しなかったミニスカエンテイファイヤー。対するすどうっどは受けに特化したデッキで、まひやねむりを効果的に使って足止めをかけていく。ほえらはエンテイの「おたけび」がうまく機能せず、状態異常も相まってペースがつかめない。そのうちにすどうっどがサザンラプラスに鋼エネを4枚貼りきって盤石の体制。その後くすぐりコンボは失敗するも、最後はわるいバンギラスの「やまくだき」でデッキを削り、すどうっどのLO勝ち。

 

②後のないほえらはゲンガーラインの鋼ラッキーで勝負。すどうっどはグドラピクシーで分の悪い対面。「ポルターガイスト」の打ち合いで牽制しながらチャンスをうかがう展開の中、ほえらの鋼ラッキーが完成。サイドを取り切る見込みのなくなったすどうっどはあえて相手を倒さず、エイパムが入るベンチスペースを作らないプランをとるが、結局ポケモン回収でスペースを作られてしまう。それでも粘り強く戦ったが、最後はほえらがわるいゲンガーを完成させてサイドを取り切って勝ち。

 

③2戦目がかなりの長丁場となったが、すどうっどはまたも長期戦志向のキョウのベトベトンデッキ(テミルべトン)。ほえらはわるクロストライクで短期決戦を狙うが、先手も引けずに不利な対面に。ほえらのストライクが動き出す前にすどうっどがエネルギーリムーブを決め、一方的に展開したすどうっどがそのまま勝ち。皮肉にも、ほえらが最後まで使うか迷っていたデッキは、今回の相手にも相性のいいフォレトスデッキだった。

 

 

 

リーグ戦結果

これにて所長戦リーグ戦の全日程が終了。

 

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そして、4勝を挙げた4名がトップタイとなり、決勝トーナメントの開催が決定!!!

勝ち数が同数なので、勝ち点順に優遇したトーナメントを組みます。今回は勝ち点10が2名、勝ち点9が2名なので、初戦は勝ち点10vs9となるように調整します。今回は2パターンに定まるため、その2パターンから抽選(Skype上)で決定することにしました。 
抽選で決定したトーナメント表がこちら。

 

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もつれにもつれ、4名での決戦となった所長戦。勝ち点劣勢からの下克上はあるのか??エクストラステージスタートです!

 

 

●12/10 ユミルテミルvsすどうっど
リーグ戦では見事なメタ読みで、すどうっどさんを下したユミルテミルさん。その敗戦を糧に快進撃を続けたすどうっどさんのリベンジはなるか。 
 
すどうっどはこわがらせるゴースでロックを狙うが後攻。ユミルテミルはベトベター2枚のスタートからチコリータを展開する。すどうっどは最初こそ「こわがらせる」を決めるも、なかなかユミルテミルのテンポを遅らせられず、自らの展開も停滞してしまう。すどうっどのわるいバンギラスが立つ頃には、ユミルテミル陣営にメガニウム、わるいベトベトン、スラッシュダウンストライクが鎮座する厳しい展開。ゴーストの「ポルターガイスト」でサイドを取りつつ、わるいバンギラスメガニウムを狙いにいくも、ポケセンが決まってメガニウムが落ちない。すどうっどはなおも粘るが、ユミルテミルがパソコン通信からミニスカートを決めて勝負あり。そのままサイドを取り切ってユミルテミルの勝ち。
 
②お互いにたねなしマリガン。ミラクルエネルギーやひかるライチュウが見え、ひかライソリティアミラーかと思われたが、双方とも別デッキ。すどうっどはユミルテミル側がスライデッキと見切って、HP30のビリリダマスタートでも問題ないと判断してスタート。しかしユミルテミルのスライにウソッキー(Sudowoodo)が入っていることを失念していて万事休す。ユミルテミルはスターターのウソッキーにエネとプラパを貼ってものまね「でんきショック」でワンキル。急転直下の幕切れとなった。
 
 
ユミルテミルさんはすどうっどさんのカスミウィニーやわるいバンギラスを警戒したデッキ選択で、またも見事に読みを当てて勝利を収めました。決勝トーナメントまでもつれさせた立役者・すどうっどさんは無念の敗退となりました。   
 
 
 
●12/16 ほえらvsぷー
リーグ戦最終戦で、用意していたフォレトスデッキを握れずに悔しい敗戦を喫したほえらさん。決勝トーナメントではどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。一方のぷーさんはリーグ戦後半から他の大会も含め破竹の勢いがあります。勝負の行方はいかに・・・?
 
①ぷーがメガバナで先攻。フシギダネチコリータをだして順調な立ち上がり。後攻のほえらはずつうわるクロで、手札を回してズバットを追加で出したものの、エネルギーが引けずに悲しみのターンエンド。ところがぷーもエネが引けない、動けず。そんなこんなでほえらのコダック出現、頭痛ロック開始。お互いほしいカードが引けずにお互い頭痛がいたい。ぷーはちまちまダメージを重ね、次のターンコダックを倒せる状況になったが、そのタイミングでワープポイントでアタッカーのフシギソウがベンチに下げられる。ぷーの攻撃が止まると思われたが、フシギバナに進化して「エナジートランス」からのチコリータの「はっぱカッター」でコダックを落とす。このタイミングで見込みなしとみて、ほえらの投了。
 
②またぷーの先攻、これは不正か?ファイヤー対バリヤードでスタート。ぷーは雑にミニスカしてエンテイ「おたけび」でターンエンド、しかしバリヤードが抜けない。お互い攻撃できないまま進行するが、ぷーの場にスリープが出現、「えんかくさいみん」でほえらのバリヤードが眠ってしまい落とされる。ほえらは時間を稼ぎながら準備していたフォレトスでぷーの場を荒らしていくが、要所要所で「えんかくさいみん」が決まって動きがにぶくなってしまう。その後も眠りがよく作用し、2回目のバリヤードが落とされた時点で大勢が決し、ほえらの投了。
最後の所長戦は関西の片隅で行われることが決まった瞬間であった。
(文=ぷー
 
 
リーグ戦序盤から常にトップを維持してきたほえらさんでしたが、リーグ戦同様ぷーさんに敗戦。最後に一線級の強さをもつ超軸フォレトスデッキをもってくるも、ぷーさんのミニスカエンテイファイヤーに屈しました。なお今大会、フォレトスを場に出すまで至ったプレーヤーはほえらさんのみでした。健闘を称えます。
ぷーさんは同じ関西勢、ユミルテミルさんとの決勝に進みます。 
 
 
 
●12/23 ユミルテミルvsぷー
いよいよ迎えた決勝戦。これが第一回フォレトス研究所杯所長戦の、正真正銘の最終戦です。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか・・・?
(今回、決勝戦なので詳細なレポでお届けします) 
 
 
①先攻をとったぷーはオーキドからミニスカートとエンテイ2加速を決め、バトル場のファイヤーに3エネがつく絶好調のスタート。対するユミルテミルは、マチスイーブイスタート。ぷーの手札は3枚で、エネはそのうち1枚。「おどろかす」でエネを山に戻してファイヤーのブレーキを狙うも、あえなく失敗。その後はベイビィを壁にしてもファイヤーの「ほのおのつばさ」が止まらず、そのまま押し切ってぷーの勝ち。ユミルテミルはミニスカエンテイファイヤーの対策カードがすべてサイド落ちと、苦しい対戦だった。
 
 
②本大会屈指の名勝負。ぷーは同じデッキを選択。ユミルテミルのバトル場にはバリヤード。またも先攻をとったぷーが礼儀作法でスリープとエンテイを呼び、ミニスカート。さらにエンテイでバトル場のホウオウに2加速。またも大勢が決まったかに思われたが、ユミルテミルはアンノーンEの「エンゲージ」で手札をリフレッシュ。さらにポケモン回収から再び「エンゲージ」でオーキドを引き、4体のヤドンコダックを並べる。ぷーはまだ余裕があるとみてホウオウで「もえあがる」。ユミルテミルはわるいヤドキングを2体立ててエンテイファイヤーの弱み(ドロソが少なくトップドローが大事)を突く態勢を整えつつ、ベンチのコダックを育てる。ぷーはホウオウの「せいなるほのお」でコダックに40点を入れるものの、なかなか思うように展開ができない。ユミルテミルはここを勝負とみてドロソを多投し、わるいゴルダックと化石ヤドランを立て、回復しつつホウオウのワンパンに成功する。サイド5-6。
 
場にエネがなくなったぷーは絶望的に思われたが、ロケット団の実験に成功して風向きが変わる。実験でもってきたタイムカプセルでエネを戻し、さらにエンテイの「おたけび」でファイヤーに4加速という豪運を発揮。バトル場のブーバーがわるいゴルダックに落とされるものの、返しでファイヤーが50点を入れる。ユミルテミルの場の化石ヤドランはHP40/60で、アジト付きのわるいゴルダックHP50/80が延命できない。わるいゴルダックがファイヤーに50点が入れて返しに落とされるも、わるいヤドキングがしっかり30点でリターン。せっかく立ったファイヤーが2ターンで落とされてしまう。サイド3-5。
 
再びエネが枯れたぷーが劣勢になるが、スリープのえんかくさいみんで豪運を発揮し、数ターンユミルテミルを足止めする。ぷーもわるいヤドキングの「わるぢえ」が地味に効いて打開策が見いだせないでいたが、エンテイで再び4加速。場のアタッカーはエンテイ2体のみながらも、再び攻勢に立つ。しかしロケット団のアジトが割れず、ぐれんのほのおでわるいヤドキングがワンパンできない。ユミルテミルはわるいヤドキングでコツコツダメージを入れ、落とされた返しにバリヤードエンテイを落とす。サイド2-4。ぷーはえんかくさいみんをからめて後続のエンテイバリヤードを落とそうとするも、コイン裏。
 
ユミルテミルはバリヤードを下げてミュウツーの「エネルギーきゅうしゅう」で絶妙な呼吸。ぷーもこのまま殴り合ってはサイドレースで負けるとみて、エンテイを下げてブビィを前にして「えんかくさいみん」。しかしまたも裏で、ベイビィ判定にも守られず落とされてしまう。サイド残り1枚でエンテイとスリープHP30/50のみとなったぷーは、エンテイを前にするも、「サイコバーン」40点を入れられて万事休す。ここで最後の勝負と、ミュウツーが眠り続けることを願って、ぷーはエンテイポケモン回収。スリープを前にして「おたけび」でエンテイに5エネがつく展開になるも、ユミルテミルのミュウツーが目を覚まし、スリープを落としてユミルテミルの勝ち。
 
 
③ユミルテミルはたね1で悩むも、ぷーのデッキがリザードンデッキと看破してマリガンを選択。またもぷーが先攻をとり、開けてみればぷーはリザードンデッキ。ユミルテミルがそのまま鋼コイルでスタートしていればヒトカゲでワンキルだった。ぷーはドロソのめぐりが良くないながらもヒトカゲにエネを貼っていき、ユミルテミルはマサキのメールも駆使しながら場を展開していく。ぷーはエレキッドを壁にしながらヒトカゲを育てる作戦。ユミルテミルは手札も悪く、ディフェンダーを貼ったマチスのサンダースで勝負に出る。クチバシティジムをからめた「こうしゅうは」は見事コイン2表を出し(トレーナーロックは裏)、エレキッドの撃破に成功する。ぷーはカツラで加速しつつ、ぎゃくしめいからベンチのドーブルリザードで落とす如才ないリターン。
 
劣勢となったユミルテミルはベイビィで紛らそうとするもあえなく撃破されてしまう。エネを引こうにもウツギで引けず、エネスタも裏。ぷーはその隙にサイドを稼いでいくが、ユミルテミルにもチャンスが訪れる。夜廃でドーブルを戻してリザードンに備えつつ、マチスのサンダースがクチバシティジム込みで30点+トレーナーロックを決める。ぷーは長引くと不利とみて、リザードンマチスのサンダースをワンパンしにいく。ユミルテミルは返しにドーブルリザードンを撃破。しかしぷーのベイビィの壁+エレキッドに有効打がなく(有効札はサイド落ち)、ベンチで腐っているマルマインを育て始める。ぷーはエレキッドでプレッシャーを与えつつカツラでリザードンが育て、最後のサイドを取る時を待つ。ユミルテミルは3エネついたマルマインで戦っていてはリザードンに倒されて終わりとみて、唯一残された勝ち筋に賭ける。
 
マチスのサンダースにエネエネ。「こうしゅうは20点でクチバシティジムで表(+10点)かつベイビィ表かつトレーナーロック表を出し続ければ、ぷーの場のベイビィ3体を倒せて勝ち」。トレーナーロックでオーキドを使われなければ、山札にある炎エネを引かれる確率も減るということから見出した勝ち筋に一縷の望みをかける。しかし投げたコインは早速裏。返しでエネにタッチしたぷーがそのままマチスのサンダースを倒しで勝ち。2-1で優勝が決まる。おめでとう!
 

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第一回フォレトス研究所杯所長戦 優勝・ぷー
~完~
 
 
 
 

おわりに

3回にわたった所長戦の対戦レポ、ついに完結しました。ご愛読いただき誠にありがとうございました。文章ばかりの記事でしたが、お楽しみいただけたら幸いです。また、本企画に参加いただいたプレーヤーの皆様にも厚く感謝申し上げます。

 

本大会の振り返りや期間中のプレーヤー私感は、追記編に書いています。

 よろしければこちらもどうぞ。