旧裏レポパ

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ポケカ旧裏用ブログ

デッキレシピ:テオ・テスカトルは突然に

 

あの日~あの時~あの場所で~君に会わなかったら~

 

きぜつすることはなかったのに

 

 

ということで、突然高火力を出す炎デッキの紹介です。

 

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2種のウインディを採用


  

 

 

コンセプト

カツラのウィンディの弱みである、【小回りがきかない】【逃げが重い】を解消し、快適に戦えるデッキを模索しました。

 

カツラのウィンディのデッキでは、下記に挙げる「カツウィン単」の完成度がかなり高いと考えており、これを参考にしながら劣化版にならないように調整しました。

note.com

 

方針としては単純明快で、2エネ30点を出せるタケシのキュウコンを軸に戦い、必要時カツウィンに化けよう、というものです。

 

化け先を探していたところ、トヨタオートウィンディときあいのハチマキの相性がいいと気づき、これを採用。カツウィンの4エネ120点を目くらましに、2エネ最大100点を狙います。

 

 

デッキレシピ

3 タケシのロコン(ジム拡張1)
3 タケシのキュウコン(ジム拡張1)
2 カツラのガーディ(カツラ)
3 カツラのウィンディ(ジム拡張2)
1 ウィンディ(トヨタプロモ)
1 ドードー(第一弾)
1 ドードリオ(ジャングル)
1 ピチュー(イントロneo)
 

4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
4 クルミ
3 マサキ
1 マチスの交渉
4 ポケモン交換おじさん

 
3 夜の廃品回収
2 カツラ
2 ディフェンダー
1 学習装置
2 きあいのハチマキ☆☆☆☆☆☆/★★★★★★
2 ポケモンぎゃくしめい☆☆☆☆/★★
2 ワープポイント

 

11 炎エネルギー

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杉並殿堂2021☆:10/8
新殿堂   ★:8/8
高槻殿堂 OK(2021/05/04)

 

 

個別解説

スターターの選択

カツラのガーディはエネ加速もできてHP60と、たねポケモンとしては破格のスペックです。しかし、これでスタートしてしまうと、将来的に逃げ3のカツウィンを抱えることになります。相手次第ではタケキュウが使いづらく、こちらのスタートが勝りますが、今回はタケシのロコンでスタートしやすいよう、カツラのガーディは2枚にとどめました。

 

タケシのロコンについては、タケキュウのおにびで殴る狙いがある場合は1エネ20点出せるものが好相性ですが、後手を引いてもやれるHP50でかつ「ねむり」をまけるこちらを選択。コダックやゴースといったトレーナーロックも強く意識しています。

 

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あえてカツラのガーディを控えめに

 

化け札

タケキュウの化け先はシンプルに3種類としました。

エネの多色遣いは、ただでさえ化け札をそろえる負担のある中で事故率が上がりやすいと考えて避けています。もし虹エネを入れるなら、水対策にわるいデンリュウを入れてみたいところ。

 

基本的にカツウィンを化け先として、ここぞのところでトヨタオートを使います。ドードリオは逃げを強化するか隠し玉にするか悩みますが、1-1ラインなので自引き状況に任せて判断してもいいでしょう。

 

きあいのハチマキは基本的にタケキュウにつけますが、カツウィンに化けた状態で耐えても、その後はがせなくなってしまう点(HP90→HP70となるので80点できぜつ)に注意します。

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あくまで炎デッキとしてシンプルに化ける

 

 

水対策

水デッキについては基本的に切っていますが、カツウィンが120点出せるので、ワニ・カメクラスの相手でも展開次第でいい勝負に持ち込める場合があります。

 

逆に、より苦しいのがタケキュウを確1にする40点(80点)以上の中打点アタッカーを量産してくる相手。ワニ・カメと違って、1体討ち取って止まるケースがあまりないためです。いずれの場合も、ピチューの頑張りがカギです。

 

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致し方なく重装備したピチュー。ここまできたらだいたい負けだが、勝ち筋として残る場合がある。

 

べトン対策

ベトベトンは本来タケキュウには苦しい相手ですが、このデッキはカツウィン単体でも運用できるため、攻め時を間違えなければ悪くない戦いができるはずです。

グドラべトンは水デッキでもありますが、「だくりゅう」がギリギリタケキュウの確定打点に届かないので、攻め時をうかがうじりじりとした戦いになります。

 

 

使用感・問題点

5/4の高槻方面旧裏大会で使用しました。

残念ながら負け越してしまいましたが、グドラべトンやカメックスといった水デッキ相手でも肉薄したので手ごたえを感じています。

 

使っていて楽しいデッキですが、分岐が多く、判断を誤ってプレミにつながるケースが多かったように思います(学習装置とハチマキをいつ貼るか、いつ進化するか、カツラはいつ使うかなど)。このあたりはプレイヤーの反省として。

 

また、タケキュウデッキにはつきものですが、消費枚数が多いので、夜廃合戦やエイパム祭りまで持ち込まれないうちに勝負を決めなくてはなりません。マチスの交渉で甘えられればよいですが、水デッキや、草以外のポケセン入りデッキ、LOデッキは厳しい戦いとなります。なお、わるクロ相手ではきあいのハチマキが骨抜きにされてしまうのも悩みどころです(対象はワザのダメージによるきぜつのみ)。

 

 

おわりに

GWはひたすらモンハンライズをやりこみました。

デッキ名にしているテオ・テスカトルはかなりの難敵で、何度も倒されるうちに一瞬で葬られるスリルがやみつきになり、気づけば何体も狩っていました。大好きです。

「炎王龍」とも呼ばれ、ウインディとモデルが近そうなので、突如命を奪っていくモチーフとして据えました。

 
ちなみにタマミツネも大好きです。タケキュウを思いついたのは、実はここから。

なお、モンハンライズでは今のところ、テオ・テスカトルタマミツネの共演はありません。生息エリアからして厳しそうですが今後に期待です。