デッキレシピ:闘水鋼ニョロボン
闘タイプのニョロボンが活躍するデッキです。
相手の出方をうかがいながら攻め手を考えていきます。
デッキレシピ
3 ニョロモ(拡張シート青)
3 ニョロゾ(neo2)
2 ニョロボン(neo2)
1 ニョロボン(第一弾)
2 イワーク(neo1)
2 ハガネール(neo1)☆☆
1 コラッタ(R団)
1 ププリン(neo2)★
4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
4 クルミ
3 マサキ
4 ポケモン交換おじさん
3 夜の廃品回収
2 きのみ
1 モーモーミルク
1 ディフェンダー
2 突風☆☆☆☆/★★★★
1 ワープポイント
1 ポケモンいれかえ
1 抵抗力低下ジム
1 いやしの野原
5 闘エネルギー
4 水エネルギー
3 鋼エネルギー☆☆☆/★★★
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杉並殿堂2020☆:9/8
新殿堂 ★:8/8
コンセプト
闘ニョロボンが活躍するデッキを作りたい!
これに尽きます。
かっこいいイラスト、そしていかにも武闘派な技名……
なんとか活躍の場を…と思って試行錯誤していました。
闘ニョロボンが入る代表的なものに、ニョロトノデッキがあります。
プテラ(neo3)の特殊能力と合わせ、水1エネで50点という効率打点を目指す構築です。ハガネールも入れる場合、イワークの「いかり」を使うために闘エネが入ることから、鋼ラッキーをみるために入れておくか……という感じで闘ニョロボンが入る感じです。つまり、
主役ではなかった
のです。
このデッキでは、闘ニョロボンを主役にしつつ、ニョロトノデッキが抱える以下の弱点を解消することを試みています。
①特殊能力依存のためベトベトンがつらい
→特殊能力をほぼ使用しないデッキに
②2~3種のエネルギーを的確につけるのが難しい
→「はらだいこ」の活用、エネ拘束の薄いカードの使用
基本的な動き方
「はらだいこ」加速を狙う
先攻がとれたら、2ターン目にニョロゾに進化して「はらだいこ」を打つことを目指します。
「はらだいこ」の素晴らしいところは、無色エネ1つで使えて、もってくる基本エネルギーの色も選ばないことです。基本的には闘エネをもってきますが、水ニョロボンが刺さりそうな相手のときは水エネ。また、自引きしたい色が残るように調整する場合もあります。
はらだいこはダメカンが3つ乗るので、きのみでサポートしたり、鋼エネで相手からのダメージを減らしたりしてなんとか耐えさせます。
闘ニョロボンで殴りまくる
闘ニョロボンに鋼が1枚付いていれば、4エネで反動なしの60点になります。
コスパはそれほどよくありませんが、ほぼすべての相手が確定2発であり、無防備な闘弱点ノーマルはワンパンです。スムーズに3ターンで立てば、一方的な展開になってしまうこともしばしばです。
闘ニョロボンが立ったら、相手を見てハガネールを要塞化するか、次のニョロボンを立てるか考えます。
後手をとったらひとまず耐える
後攻になり、相手が攻勢なら、ハガネールを先に育てます。せっかくはらだいこを打っても倒されてしまっては意味がないので、強くない動きではありますがハガネールは頼れる存在です。イワークの「いやなおと」も地味に強いです。
ただ、ハガネールは炎デッキに対して出しにくいので、炎デッキ相手にはニョロモの「あわ」で場を持たせつつ、相手の進化前を圧迫する動きが効果的かと思います。
個別解説
学習装置
もう一枚くらい入れたい。消費エネが多いデッキで後続を立てるのに苦労しますし、後手をとったときは特に重要です。ただ今回は「はらだいこ」用のきのみを重く見ました。
突風
殿堂はおうごんのみなども考えましたが、最初に立てた闘ニョロボンで主要カードをどんどん狩っていくほうが強いと考えました。
コラッタ・ププリン
逃げゼロ枠。スタートは相手をみて決めたい思いがあり、イワークを1枚削りました。これは容易に動く枠ですが、一応コラッタはサイド落ちしたイワークとかを無理やり探しに行く用、ププリンはベイビィ枠兼ロック対策です。
ニョロボン(第一弾)
正直あまり強くはないです。「うずしお」は確定リムーブですが、2進化で打点40はやっぱり低い。採用理由は以下の2点。
①鋼やエネエネ頼りのデッキを止める
②ニョロゾのHP嵩増し
従来、闘ニョロボンは鋼ラッキーに強いと言われていますが、完全に要塞化したラッキーでは豊富な回復リソースで受けきられてしまいます。そして、ハガネールには殴り負けします。そこでこの水ニョロボンです。
また、ひかるライチュウなどエネエネ軸の相手では、なんとかうずしおを2回打てれば形勢が一変します。
②についてはみずでっぽうを使う場合の話ですが、進化したところで炎相手では確定2発に変わりはないので微妙なところ。
使用感・弱点
序盤をうまく進められれば、手が付けられなくなる盤面を作れます。が、やはり2ターン目から高火力を出してくるデッキはつらいものがあります。特にエンカルはハガネールの踏ん張りがきかないので絶望的です。
一方で、はらだいこが理想的に打てたときの盤面はなかなかでした。闘ニョロボンが主役になってる感も加点ポイントです。
2ターンもてばハガネールが戦えるようになるので、誤算がなければ意外と後続は切れません(旧裏は誤算だらけのゲームですが)
おわりに・長めの裏話
このデッキ、「闘ニョロボン単」→「+ハガネール」と試行錯誤していたのですが、ハガネールだけだと炎に極端に弱くなるため一度解体していました。
今回、温泉旅館でポケカしたいな……と思っているうちに水闘混合デッキ(なんとなく温泉っぽい)について思いをはせるようになり、レギュレーションを設けてデッキを作りました。その中で一番実戦的だったのがこれです。
ちなみに没案は、タケシのキュウコンでゴローン(neo3)やヌオー(neo3)、カブトプス(neo2)を使うデッキとか、ひかるカブトプスやひかるライチュウをやさしいシャワーズ*1やミラクルエネルギー*2でキラキラさせるデッキとかです。ロマンはありますが、明確な弱点が多すぎました。
今回の水闘混合デッキのレギュレーションは以下。
●エネルギー:水、闘各1以上入れること
●ポケモン:水、闘各1以上入れること(ただし様々なデッキに入る汎用カードはカウントしない)
●殿堂:新殿堂
●今回のレギュレーションがなくとも実戦的であること
これに沿って作ってくれた方のデッキを紹介します。
ほかにも何かいいデッキがあればぜひ教えてください!
水闘混合デッキ、ありそうでないけどありそうな感じだと思います。