デッキレシピ:狙撃ドンファン
エネエネで2ターン目から殴り始めるドンファンデッキです。
デッキレシピ
4 ゴマゾウ(neo4)
3 ドンファン(neo1)
2 イーブイ(プロモ)
1 ブラッキー(neo2)
3 ビリリダマ(拡張シート赤)
2 マルマイン(第一弾)☆☆☆☆/★★★★
1 アンノーンQ(neo4)☆☆
1 ムチュール(プロモ)☆/★
1 ブビィ(イントロ)
4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
3 マサキ
4 クルミ
4 ポケモン交換おじさん
1 ワープポイント
3 ポケモンぎゃくしめい☆☆☆/★★★
3 夜の廃品回収
3 なにかの化石
1 ピッピ人形
1 学習装置
2 抵抗力低下ジム
9 闘エネルギー
ーーーーーーーー
杉並殿堂2020☆:10/8
新殿堂 ★:8/8
コンセプト
2ターン目から50点出して引っ込むのは強いんじゃないか?という安直な発想から生まれたデッキです。ドンファンの懸念であるベイビィを牽制するため、ブラッキーを採用し、相手の場を見ながら適切なタイミングでれんさしんかさせる狙いをもっています。
ドンファンの代表的な構築・害悪ドンファンは、場持ちとムカつかせ性能に優れていますが、ドンファンを受けきる力をもつデッキに対してもたつくうちにLOやリソース切れになることがあります。
この負け筋を嫌うならドンべトンのラッキーLOの構築になりますが、今回は害悪性能を控えめに、攻撃力を重視したドンファンを志向した場合にどんなデッキが考えられるかと試してみました。
戦い方としては、先攻をとったら2ターン目でエネのついた進化前を落としにいきます。ベロリンガもドンファンで確1できるので、エネエネぶんのサイドはすぐ取り返せる場合が多いという算段です。後攻でも、1ターンくらい逆指名が引けなくても大きな問題にはならないでしょう。
闘抵抗もち相手以外は
個別解説
ブラッキーライン
ブラッキーはエネエネでしかだましうちを使えず、窮屈な印象ですが、序盤に見せておいてベイビィを出しにくくさせられれば仕事をしたといえます。終盤、HP80の20点アタッカーが活躍する場面も。
イーブイは1エネ20点の飛び道具になるので単体でも便利。
マルマイン
HP80の壁。逆指名を使う都合上やたら進化させるものではありませんが、場にこうそくスピン後の適当な壁がなく、次のターンにエネエネする可能性が高い場面では、マルマインを壁として使う手もあります。麻痺とかすると悲惨ですが・・・
ピッピ人形
心理戦枠。かせきのみちびきオムナイトが入っていないことを教えることになりますが、なにかの化石とピッピ人形の枚数を相手に読まれないようにできます。あとかわいい。
その他検討したカード
攻撃力重視なので、まずはプラスパワー。こちらの打点を読まれやすいので入れたかったのですが、ただでさえ使用場面が限られたカードを多く積んでいるので、展開を優先して断念。
逆指名はエネコスト支払うことが前提なので、ムチュールを殿堂のかかっていないneo3にして、1枚突風にするのも考えましたが、今回は「狙撃」を重視しました。
逆指名4投+ドードリオもありでしたが、枠がないのと、逃げゼロポケモンを多く入れているので気乗りしませんでした。ロケット団の特訓ジムを併用するならいいかもしれませんが、その場合ヤミカラス+虹エネも入れたくなってきて、エネエネ不要論が出てくるので今回はやめました。
使用感・弱点
2ターン目にドンファンに進化、エネエネ、逆指名という理想展開ができれば強かったですが、その展開はなかなか実現しませんでした。無理やり実現させても、リソース消費が尾を引き、結局サイドを取り切れないことに。
とはいえドンファン。理想展開ができずともパワーはあり、ブラッキーという奥の手もあるので、多少の事故には左右されません。
まあパーツが多いから結構事故るんですが。
弱点としてはやはり闘抵抗もち、高耐久&回復、リムーブ入りデッキでしょうか。
あとフォレトス。
また、ドンファンは殴った後に相手もベンチに帰してしまうので、せっかくバトル場に呼んでもHP60以上の相手は倒し切れずにまた呼ぶ必要が出てきます。これは、このデッキをいじっていて感じた限界のひとつです。
おわりに
ドンファンデッキを組んだのはこれがはじめて。ドンファンは個人的に苦手なデッキなので、デッキを作るときは常に意識していますが、自分で作ったり動かしてみるとなかなか大変だということがわかりました。
このデッキ、もう少しどうにかできるかなと長らくこねていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。そうこうしているうちに、「敗者はデッキをブログで晒す」という闇のゲームに敗北してしまい、ここで記事を公開することになった次第です。
その闇のゲームで当たったのが、無情にも草軸のフォレトスデッキ。ドンファンラインは弱点を突かれ、化石やベイビィはまきびしでぼろぼろ落ち、バトル場でじたばたするしかないむごい対戦でした*1。無念。