旧裏レポパ

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ポケカ旧裏用ブログ

デッキレシピ:赤グドラ(dragon)

炎エネルギーで構成されたグドラデッキの別バージョンです。



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赤グドラ(dragon)


デッキレシピ

4 タッツー(neo1)
3 シードラ(neo1)
3 キングドラ(neo3)
2 ヒトカゲロケット団
2 リザード(第一弾)
1 リザードン(プレミアムファイル2)
1 コラッタロケット団
1 ププリン(neo2)★

4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
4 クルミ
4 マサキ

4 ポケモン交換おじさん
3 夜の廃品回収
2 突風☆☆×2/★★×2
2 ポケモンいれかえ
3 ポケモンセンター☆☆☆
1 きあいのハチマキ☆☆☆/★★★
1 ロケット団参上!
1 ラジオとう

10 炎エネルギー

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杉並殿堂☆:10/8
新殿堂 ★:8/8



デッキコンセプト

グドラに不足する火力(特に終盤)を強化しつつ、鋼ポケモンに優位に立つことを目指しました。

ヒトカゲポケセン

グドラの強さの大部分を担っているといっても過言ではない「ポケモンセンター」による回復。エネコストの少ないグドラなら1エネ払うだけで済む……ということから好相性になるわけですが、それでもエネ消費は積み重なると手痛いものです。

そこで、ポケセンにはびた一文支払わん!」という思いから、ヒトカゲの「ほのおをもらう」の活用を考えました。ヒトカゲはなるべく中盤までベンチに出さず、場のグドラにダメージがたまったときに出してエネを受け取ります。その後ポケセン。少なくとも1エネのコストが浮きます。

たった1エネの節約ですが、これをもらったヒトカゲに次ターンも「ほのおをもらう」+手貼りすれば、リザードで技を打てる態勢です。場合によってはヒトカゲを2枚出して2エネ浮かせ、最終的にリザードンにつなげる筋を描くこともできます。


リザードンはなるべく見せ玉に

リザードンラインは2-2-1。かなり細いですが、メインのグドララインを事故らせないためです。ロケ参+コラッタで必要な時に引っ張るようにします。また、最初からリザードンを立てることは目標にせず、相手のデッキを見つつ、グドラやリザードで戦えるのであればリザードンは立てません。

リザードンを立てる場合でも、相手エースを何が何でも倒したい場面や、残りサイドが3枚以下などのタイミングに限定したいところ。リザードンのために組んだデッキではないので、中盤から立てるとリソースやサポートが最後までもたず、また逃げ3を作ることが負け筋となることもあるためです。


ハチマキのロマン

きあいのハチマキで1ターン凌ぎ、返しに「ほのおのうず」で逆転勝利……というロマン。ただ、これをやりたいがために殿堂ランク3も使って入れるの……??という見方はもっともです。

採用理由としては、ロマンを感じさせつつも、ポケセンが来なかったときのグドラに貼るという現実的な選択肢があるためです。グドラが1ターン延命できれば、打点を稼げるだけでなく、その他選択肢にも幅が出ます。些細なことですがポケモンにつけられるので、手札にだぶつかないという点も評価しています。



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ハチマキは「耐えたらラッキー」くらいのノリで



個別解説

ププリン(neo2)

このデッキは序盤に殴る狙いがありません。ヒトカゲコラッタで殴ってもいいですが、HP40なので相手をみて、ということになります。その序盤をごまかすのにベイビィを、ということでププリンを1枚入れてみました。

このグドラデッキはベトベトンと組み合わせていない2進化デッキなので、2ターン目にわるいラフレシアプテラに来られるとかなりつらいものがあります。その保険としても、「じっとみる」のププリンの採用としました。昨日わるラフポルタ-に2回も当たってボコボコにやられてしまったのでその反省もこめて……


ラジオとう

ドロソ、サーチは厚めに採用したつもりですが、2つの2進化ラインに加え、使いどころまでとっておきたいトレーナーも多いので事故につながりやすい構成です。そこで最近注目している「ラジオとう」を1枚採用してみました。

これは、ういさんのポケギア考察で出されたポケギアの1つの回答「トップ7枚が弱くてもシャッフルすることで事故回避のチャンスを得る役割」にかなり影響されたためです。この回答から、「山にさわって未来を変える」という要素を取りだし、他のカードでより効率よくできないか?と考え、ラジオとうに注目しました。


「ラジオとうで山札を2枚見て、悪い未来が見えたら変えればいい」
端的に言ってこれです。スタジアムなので、相手もメリットを享受できるため、相手に勝るメリットをこちらが得られる構築を考えます。ラジオとうがメリットに働くデッキは以下のものが当てはまります。

①コンパクトに引けるドロソが多い
②サーチのようなデッキシャッフルができるカードが多い
③デッキトップをいじれるカードがある


②が「未来を変える」要素ですね。
今回のデッキでは、
①→マサキ4、クルミ4(相手デッキとの差は出にくい)
②→ウツギ4、交換おじさん4、夜廃3(相手よりやや多いか)
③→コラッタ採用

ということで、「相手よりやや有利に働く」程度でしょうか。今回は、こちらが確実に回りやすくなり、コラッタでサイドに行くカードも把握できる、というところを相対評価よりも重視した格好です(単に他に差をつける構築を見出せなかっただけというのもありますが……ほかにいい使い方を考えついたら別記事にします)。


エネまわり

エネ10枚と少ないですが、序盤は攻め手がないので、最悪グドラが立つまでに1エネ貼れればいいです。リザードンのためにエネを増やしたりエネスタを採用したりはしませんでした。



使用感と弱点

速攻デッキには弱いです。グドラが立つまでの弱い序盤を最初から捨ててしまっているので、そうまでして炎エネで組むか?という疑問はあってしかるべきですが、グドラデッキにいろんな策をぶつけてみようということで思い切ってやってみました。

グドラが機能するまで相手がもたつくようなら、かなりこちらがやれる展開になります。ヒトカゲのギミックは思ったよりもエネがたまりやすく、相手はうっかりすると「グドラを追い詰めたつもりがリザードで返り討ちにあった」ということになりかねません。

リザードンラインと組み合わせることで、「終盤の高火力を見せつつ、中打点アタッカーの用意もスムーズにできた」というのが今回の結論になります。炎らしい高火力もありつつ、それに頼りすぎずにテクニカルに中盤以降を戦っていける型です。


余談

前回の記事で、タッツーキングドラは「ドラゴンポケモン」という話を書きましたが、リザードンもいつの間にかドラゴン扱いになっているポケモンなんですね。ポケモン自体は第三世代までしかやってないもので知りませんでした……